▼穴熊

振り飛車と居飛車の持久戦調の対局で最近よく見られるのが、穴熊という囲いです。

下の図を見てもらえればわかると思いますが、この囲いは
なんと言っても玉が堅いのが特徴です。
将棋に万能の囲いはない、とよく言いますが、守備力だけならこの穴熊が一番だと思います。

そして、この囲いは守備力のみならず、玉が攻め手から遠いため、
なかなか王手がかからないことも利点となっています。

しかし、この囲いは、玉を囲うのにかかる手数が長いのが問題で、
組んでいる途中で攻撃を仕掛けられると、とんでもないことになることもあるので注意が必要です。

穴熊を攻略するときには、と金で金銀をはがすことがひとつのポイントになります。
また、穴熊対策としては藤井猛九段の編み出した「藤井システム」など、優秀な戦法がいくつかあります。



穴熊
これが一般的な(振り飛車)穴熊です。
見てのとおり、恐ろしく防御力が高い囲いなのですが、
玉の逃げ道がないため、一方的に攻められる展開になると
「姿焼き」になる恐れがあります。

また、穴熊では多少適当な受けをしても
相手の攻めをかわすことができるため、
なかなか受けが上手にならないといわれており、
初心者の方にはあまりオススメできません。

四枚穴熊
居飛車穴熊の場合は、
金銀全てを穴熊に使う四枚穴熊がよく見られます。

この囲いは最大の守備力を誇りますが、
銀が攻めに参加していないため、
工夫して攻めないと攻めが単調になってしまったり、
左右の駒のバランスが悪いために、
右側からすぐに自陣が破られてしまうことがあるので、注意が必要です。

ビッグ4
四枚穴熊の発展形がこのビッグ4です。
8六歩、8七銀、8八金上がる、の三手が入るとこの形になり、
上部からの攻めや端攻めに対して、四枚穴熊よりもさらに強くなっています。

ただ、見てのとおり、ここまで組み上げるのは相当の手数がかかるため
非常にゆっくりした持久戦でしか用いられません。



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