▼銀冠編

銀冠は、(高)美濃囲いからの発展形で、
(高)美濃囲いから2六歩、2七銀、3八金の三手をかけると完成します。

銀冠の囲いをみてもらうとわかりますが、銀冠では玉の頭に銀が
まるで冠のようにのっかっているために、このような名前がついています。

銀冠は美濃囲いの弱点である、上部の薄さをカバーするために美濃囲いから組み替えられます。

いきなり銀冠に組もうとすると長い手数がかかってしまうため、
組んでいる間に相手に攻撃を仕掛けられてしまうと不利になる恐れがあります。
そこで、まずは美濃囲いに囲ってから、その後に余裕がある場合は銀冠に組み替えるのが一般的です。

また、美濃囲いから銀冠に組み替えるときには、
2七銀の瞬間に4九にいた金が離れ駒になるし、玉の横があいてしまうために、
そのことに注意しておかないと相手から攻撃を仕掛けられたときに不利になることがあります。




銀冠
この形が銀冠の基本形になります。
桂馬を3七に跳ねると上部がさらに強くなります。

居飛車が急戦を仕掛けてきた場合には
銀冠に組み替える時間はほとんどないのですが、
持久戦で挑んできた場合には
銀冠に組み替える将棋になることがあります。

しかし、横からの攻めには、美濃囲いよりも
弱くなっているので注意が必要です。

四枚銀冠
銀冠にさらにもう一枚銀がくっついた囲いを、四枚銀冠と呼びます。

居飛車側が左美濃を採用したときに、
この四枚銀冠に組むことがありますが、
振り飛車の場合は左の銀を右側に持ってくると
バランスが悪くなるために、ほとんどこの形になることはありません。
見た感じのとおり、かなり堅い囲いなんですけどね、、、


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