▼ミレニアム編

ミレニアムというのは、藤井システムによって四間飛車相手に
居飛車が穴熊に組みづらくなったために生まれた囲いです。

なぜ穴熊に囲いにくいのかというと、それは居飛車の玉が振り飛車の角筋に入るからで、
これを改善するために、図のように玉が8九(2一)にいるのが特徴です。

なお、この囲いが流行しだしたのが2000年ぐらいなので、「ミレニアム」というカッコイイ名前で呼ばれています。
別の呼び名として「かまぼこ」だとか、「トーチカ」だとか、
最初にこの形を採用した三浦八段の名前をとって、「三浦囲い」と呼ばれていたこともありますが、
現在では「ミレニアム」とほとんどの人が呼んでいます。




ミレニアム
この形がミレニアムの基本形になります。
振り飛車の角筋を避けて玉が一番下の段にいるのが特徴です。

しかし、このままだと横からの攻めにも弱いし、
また、桂頭も薄いのでそれほど堅い囲いではありません。

四枚ミレニアム
上のミレニアムから、さらに銀がもう一枚くっついたものが
左図のミレニアムです。

これは見ての通り、横からの攻めにものすごく強く、また、
9八玉と香車の頭に早逃げすると全く寄らなくなったり、
8七へ逃げられたりして、すごく攻略しづらい囲いになっています。

ただこの囲いも桂頭がうすいので、そこから火がつくことが多いと思います。

なお、ここから▲8七銀と立てば銀冠になりますが、
銀冠に組み替えるメリットはあまりないのでこのまま戦うのが自然です。


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