▼強くなるための基本は詰め将棋と定跡

私は今までに100冊以上の将棋の本と、100冊以上の将棋雑誌を読んで、
どうしたら将棋が強くなれるのかを考えてきました。

そして、いろんな勉強方法を自分で試してきた結果、
将棋が強くなるためにはたった二つのことを行えばよいことに気づきました。

その二つとは

毎日詰め将棋を一問以上解く
定跡の研究をする

という、たったこれだけのことです。
(当たり前の勉強法すぎて、この先を読むのをやめないでくださいね(笑))

なぜこの二つのことを行うと効率よく棋力がアップするのか。
そのことについて考えてみましょう。


■終盤力が一番大事

何度もいっていることですが、ルールで決まっているように、
将棋で勝つためには相手の玉を先に詰ますしかありません。

そうです、いくら序盤・中盤で飛車や角をただで奪ったとしても
最終的に自分の玉が詰まされてしまったら負けなのです。

実際、逆転勝ちの多いアマチュア将棋ではこういうことがよく起こっています。
(私も何回必勝の将棋を落としたことがあるか・・・(笑))

そのため、もうすでに
玉を囲うなどの将棋の基本的な考え方を身に付けた人が強くなるためにやるべきことは、
相手の玉を詰ます力・終盤力を身につけること
です。
(将棋の基本的な考え方については、初心者からの脱出のページをみてください)

そして、その力を養うためにもっとも良い方法は、当然のことながら詰め将棋を解くことなのです。

また、詰め将棋を解くことによって得られるものは、玉を詰ます力だけではありません。
詰め将棋を解くことは一石四鳥ぐらいの得がある、
将棋が強くなるために最も効率の良い勉強方法
なのです。
(一石四鳥の内容については詰め将棋の威力のページを参考にしてください)

実際、私は10級のときに詰め将棋の勉強を始めてから半年で5級まであがることができました。
そして、5級にあがって詰め将棋をあまり解かなくなった途端に棋力の伸びが衰えて、
2級から初段にあがるのには一年ぐらいかかったのです。

つまり、
詰め将棋を解いていたときは半年で5級あがったのに対して、
詰め将棋を解かなくなってからは1年で2級しかあがらなかった
のです。

もちろん、上にあがればあがるほど棋力の伸びは遅くなるものだとは思いますけど、
それにしてもこの差は大きすぎます。

ですから、初段を目指す人はこれから毎日、
必ず一問以上詰め将棋を解いて、終盤に強くなっていってください。
特にあなたが5級以下の棋力だったら必ず効果があがります。
それも一ヶ月や二ヶ月の短期間のうちに。

また、もう初段近くまで棋力があるという人でも、今まで詰め将棋をあまりやったことがないというのなら、
詰め将棋を解くことによって必ず終盤力がアップするはずです。

私は現在、5段を目指して努力をしていますが、詰め将棋を毎日必ず解くようにしています。
(たまにはできない日もありますけど・・・(゚ー゚;A)
あなたも詰め将棋を毎日解いて、私と一緒に棋力アップしていきましょう!


■次に大事なのは、序盤で大差がつかないようにすること

将棋が強くなるためには終盤が強くなければダメだということは理解してもらえましたか?
これからは毎日詰め将棋を解きましょう。

さて、ここまでの話で私は、
終盤力が一番大事で、玉を詰ます力が強くなければ相手に勝つことはできない、
と言いました。

これは本当のことです。
しかし、実は終盤力だけでは勝つことはできないのです。

なぜだかはもう、あなたはわかっていると思いますが、
それは、終盤でこちらの玉だけ守備駒をはがされていて、相手の玉は囲いにすっぽり入っていたら
どれだけ終盤が強い人でも(たとえプロがやったとしても)逆転の可能性はほとんどないからです。

つまり、いくら終盤が強くても、序盤で大差がついてしまっていたら、
相手に王手すらかけられずに負けてしまうことになってしまいます。

ですから、終盤力が一番大事なのはそうなんですが、
その終盤力を生かすためには、序盤や中盤で逆転不可能なほどの大差をつけられないことが必要
になってきます。

このような理由のために定跡の研究をする必要があるのです。
そして、
序盤の力というのは定跡を勉強することによってしか身に付けることができないのです。

よく、将棋の強い人やプロの人が「定跡の勉強をしなさい」というのはこのためです。

定跡の勉強はしない、という人をたまにみかけますが、それではやはり強くなれません。
定跡の勉強をしないということは、それだけでもう序盤で不利に陥る可能性が高いからです。

また、定跡の勉強をしても強くならない、という人がいますが、
それは勉強の仕方が悪い(丸暗記では意味がありません)か、
詰め将棋をしないために最後に逆転されてしまうだけです。

それに、定跡の勉強も詰め将棋と同様、一石何鳥もの効果を秘めていることなので、
棋力を効率よくアップさせることを自ら放棄しているのと同じで、非常にもったいないことです。
(詳しくは定跡研究の効用のページをごらんください)



以上、将棋が強くなるための基本的な勉強方法をまとめると、

将棋が強くなるためには詰め将棋をして終盤力を身に付けなければならない。
そして、その終盤力を生かすために序盤力が必要であるため、定跡の研究をする。


ということです。

どうですか?
詰め将棋と定跡の勉強をすればどんどん強くなれそうな気がしてきませんか?

この次の項目には詰め将棋と定跡を勉強するためのポイントなどが書いてありますので、
ぜひ次の項目も読んでみてください。

それから、まだ詰め将棋と定跡について疑問をもっている方もぜひ次の項目を読んでみてください。
必ず詰め将棋と定跡を勉強したくなりますから(笑)

これであなたも初段になるために何をすればよいのかがわかりました。
あとは行動あるのみです。
詰め将棋と定跡の勉強をして初段になりましょう!


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【詰将棋の本はこちら】



【定跡の本はこちら】


   
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