▼割り打ちの銀

「割り打ちの銀」というのは、銀が斜め後ろへ動けることを利用して、飛車や金に両取りをかける銀打ちのことをいいます。

論より証拠、割り打ちの銀は下の図のような銀打ちです。



上の例も、下の例も金を取られることが避けられないようになっています。

この割り打ちの銀のメリットは3つあって、

@(飛車はもちろんのこと)金のほうが銀よりも駒の価値が高いため、交換すれば駒得になる
A手持ちの駒を銀から金に換えることができる
B守備駒である金を一枚はがすことによって、相手玉を薄くすることができる

というメリットがあります。

しかし、いつでも銀より金がいいかというとそんなことはなく、
場合によっては斜め後ろに利く銀のほうが、金や飛車よりも価値が高い局面もあります。

また、次の例は割り打ちの銀とは呼ばれないのですが、銀による両取りの手筋です。



このうち、右下の例では2七飛車と上がれば金銀交換で済みますが、
左上の例では飛車か金のタダ取りになっています。
この両取りは、自分が決めればかなり優勢になり、逆に自分がくらってしまうとかなり苦しくなるので、
実戦ではこの筋の見落としがないように気をつけましょう。



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