▼詰め将棋の解答と解説

No.008

        詰め上がり図
◆取れない角成

▲3三銀 △同玉 ▲4三角成 △2二玉 ▲3二馬
△1三玉(1一玉) ▲1四飛(2一飛)   まで7手詰

まず実践的に思いつくのが▲2三銀と打ち込んでいく順ですが、△同桂とされると飛車の横利きが通って、▲2一飛と打つことができません。

そこで守備駒を相手にしない詰ませ方を探していくわけですが、玉を3三の地点に呼び込んで▲4三角成が見つけられるかどうか。これを△同玉だと▲3二飛で簡単に詰むので逃げますが、あとは簡単な追い詰めになります。

今回は▲4三角成から▲3二飛の組み合わせを見つけることができたかが最大のポイントです。玉を上に誘うのはまずそうなのですが、持ち駒の飛車がそれを防いでくれています。


No.007

        詰め上がり図
◆取れない飛車

▲4三飛 △2二玉 ▲2三飛成 △1一玉(3一玉) 
▲2一飛成   まで5手詰

今回は玉方の守りが歩しかないのですが、うまく攻めないと玉にするりと逃げられてしまったと思います。例えば初手で▲3四角成は△2二玉で駒がもう一枚足りませんし、▲3四飛は△4三玉、▲5三飛は△4四玉で逃がしてしまいます。

これらの全ての逃げ筋をカバーするのが▲4三飛です。一見タダのようですが、△同玉と取ると▲3四角成が5二のと金を間接的に守っていて、詰みになります。

ただ、▲4三飛成を△同玉と取ると3手で詰んでしまうので、後手は△2二玉と逃げますが、あとは飛車で追って簡単な詰みになります。

今回は▲4三飛から▲3四角成の組み合わせを見つけることができたかが最大のポイントです。角の利きは本当に強烈で、不安定なと金を見事に助けていますね。


No.006

        詰め上がり図
◆歩頭への角成り

▲1一角 △2三玉 ▲3三角成 △1三玉 ▲1四金 
まで5手詰み

2四にいる桂馬と持ち駒の金の組み合わせから、初手に▲1一角と打つのは簡単に見える手だと思います。

しかし、2三に逃げられると3四への逃げ道ができてしまいます。

そこで4一の角の利きを生かして▲3三角成が見抜けるかどうか。

この一手で玉は逃げる術を失い、あとは金を打って簡単な詰みです。


No.005

        詰め上がり図
◆手筋一発金頭桂

▲2三歩成 △同金 ▲2四桂 △同金 
▲1三金 △2一玉 ▲3三桂不成 まで7手詰み

初手で▲1三金や▲2三金と打って清算していくのはうまくいきません。

そこで▲2三歩成としてみて▲2四桂が発見できるかどうか。

金頭桂の有名な手筋を使って金の守備力を無力化したら、▲1三金から▲3三桂不成まで、金をずらした恩恵を十分に受け取ることができます。

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