▼今週の詰め将棋の解答と解説

No.017

        詰め上がり図
◆角の成り捨て
▲3二角 △2二玉 ▲2三金 △3一玉 ▲4一角成 
△同玉  ▲3二金 まで5手詰

初手▲3二金では△1二玉で後が続きません。

そこで▲3二角となりますが、ここで△2二玉と逃げた場合は、解答のように▲2三金から角を成り捨てて金を滑り込ませます。

守備駒が銀と飛車ではどうやっても3二に駒がきかないので、3二の地点が弱点となっていました。

また、初手▲3二角に対して△3一玉ならすぐに▲4一角成として、以下△2二玉に▲2三金でも▲2二馬でも簡単に詰みます。





No.016

        詰め上がり図
◆連続捨て駒
▲2二金 △同香 ▲3三竜 △同玉 ▲3四金
 まで5手詰

初手▲3三金では相手玉を詰めることができないので他の手段を考えるしかありません。

4三にいる銀を生かして相手玉を3三におびき寄せることを思いつけば、初手▲2二金で玉の逃げ道を塞いでから竜を捨てることで、見事に玉を危険地帯におびき寄せ金銀二枚で詰めることができます。


No.015

        詰め上がり図
◆飛車が邪魔駒
▲5三桂 △同金 ▲3二飛成 △同玉(同銀) ▲3二金
△5二玉 ▲6二金     まで7手詰

一見簡単に詰みそうですが、初手▲3一金や▲4二金では後手玉をつかまえることはできません。

そこで金を上ずらせる金頭の桂が思いつくかどうか。

しかし、5二の金を5三に上ずらせても▲4二金などの重い攻めでは駒が足りません。

後手玉が詰まない最大の原因は飛車に死角があるためなので、金を上ずらせてしまったらもう用無しとばかりに▲4二飛成と捨ててしまいます。

こうしてしまえばあとは金二枚を打ちつけて簡単な詰みになります。


No.014

        詰め上がり図
◆とどめは飛車

▲2二金 △同玉 ▲3三角成 △同玉 ▲2三飛
まで5手詰

玉が2一の深い場所にいるために、詰ますならまずは危険地帯に呼び寄せるために2二に飛車か金を打つのを考えるところ。

ここで飛車を使ってしまうとどうやっても詰まないことがわかれば初手▲2二金は簡単。

3手目に角を成り捨ててさらに危険地帯に玉をおびきよせたら▲2三飛で詰みになります。

飛車が間接的に銀にひもをつけていてぴったり詰んでいます。

No.013

        詰め上がり図
◆守備駒の無力化

▲1五歩 △2四玉 ▲1六桂 △2三玉 ▲1四銀 △同銀 
▲2二竜  まで7手詰

今回は手数がちょっと長いですが、王手が限られているので簡単だったと思います。

▲1五歩から普通に玉を追っていって、5手目の▲1四銀で1三の銀の利きをそらして竜が入るか角が成れば詰みになります。


No.012

        詰め上がり図
◆歩頭の桂に桂の成り捨て

▲1二銀 △同玉 ▲2四桂 △同歩 ▲1三桂成 △同玉 
▲2三金  まで7手詰

持ち駒が豊富な上、2五に桂がいるために一見すると簡単に詰みそうです。

しかし、金銀が二枚しかないために、例えば▲2二銀△同玉と近づけて▲1三金と打っても残りの駒が桂では詰みません。この方法では4一の角が働きませんし、駒の効率が悪いのですね。

そこで、桂馬を生かす順を考えて、▲2四桂の歩頭の桂が見えるかどうか。2三の地点に空間が空けば、先手の角が利き、桂を成り捨てて玉を1三に呼び込めば▲2三金までの詰みになります。



No.011

        詰め上がり図
◆厳しい金打ち

▲3四金 △3二玉 ▲2三金 △2一玉 
▲3二銀  まで5手詰

5五にいる馬の守備力が強いですし、上部が広いのでそこにも気をつける必要があります。

2五にいる歩を生かせば▲2四飛成があって、上部脱出が防げることに気づけば初手▲3四金がわかるのではないでしょうか。

これを取ることはできないので玉は下に逃げますが、そこで飛車の利きを生かして金をすべり込ませればあとは銀打ちまで。



No.010

        詰め上がり図
◆逃げ道塞いでトドメは金

▲5二銀 △同金 ▲3一飛成 △同玉(同馬) 
▲3二金  まで5手詰

飛車の利きは絶大ですが、死角があるので飛車ではトドメをさせません。

かといって、飛車が下手に動けば5二から逃げられてしまうし・・・

ということで素直に5二の逃げ道を塞ぐのが初手の▲5二銀です。

そうすると後手玉は5筋から逃げることができず、この時点で3二にいるのが飛車ではなく金だったら詰むということがわかれば、邪魔な飛車を捨ててトドメは金打ちまで。



No.009

        詰め上がり図
◆逃げ道封鎖の順序

▲2二銀 △同玉 ▲3二飛 △1三玉 ▲2四金 △同歩 
▲3一馬 △2三玉 ▲2二馬   まで9手詰

実戦的な形なので初手▲2二銀はわかりやすかったと思います。

初手でいきなり玉の逃げ道を塞ごうと▲2四金は△同銀で、以下▲2二銀は取ってくれれば詰みますが△1二玉と逃げられて持ち駒不足で詰みません。

また、初手▲2二銀に対して△1二玉は▲2一銀不成以下簡単に詰みます。

ですから▲2二銀△同玉ですが、以下は飛車を打って逃げ道を塞いでから馬が入って詰みになります。




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